私の所属するグループの晩餐会が催された。
隣の席におられたグループの先輩から
「ベビーフードも結構だが、次回「介護食」を
取り上げてみては如何かね?」 とのお言葉が。
お世話になった先輩直々の依頼に、その場では
「承知致した。しばしお待ちを。」
と答えたものの、
「介護食」なるものを
初めて聞いた私は「どうしたものか」と頭を抱えることに。
これが、今回の鍵となる言葉・・・。 |
ベビーフードは、きちんとベビーフードコーナーがあるのに対し、
介護食なるもののコーナーは存在しない。
ドラッグストアをくまなく歩いていたところ、
ベビーフードで見慣れた、キユーピーさんのレトルト食品を発見。
種類がいろいろとあるが、独身男が惹かれるメニューである
肉じゃがをチェック。
やさしい献立・・・ なんか抽象的な表現だけど、よく見たら 右上に「舌でつぶせる」の文字・・・。 |
介護の「か」の字も無かったけど、
どうやらこれが先輩の仰られたものらしい。
右上には「ユニバーサルデザインフード」 なる、これまた初めてみる言葉が・・・。
おそらく「介護」という言葉を使うと、
「ワシはまだまだ元気じゃ! 介護など必要ないわ!!!」
といった
プライドの高い方からのお叱りを受けるのだろうと推測。
プライドなるものは、2013年の2月頃に
燃えないゴミの日に捨てた私からすると、
むしろストレートに表現してくれた方が嬉しいが、
介護という言葉を使えない事情があるのだろうな、と少し同情した。
裏面を見ると、それが顕著に現れている。
「乳幼児向け商品ではありません」の文字。 やっぱりまわりくどいなぁ。 |
成分表をみるところ、塩分量が一般のレトルト食品と比べ
大幅に少ない。
健康に気を使う人には良いかも知れない。
ベビーフードには及ばないものの、 比較的健康的な原材料。 塩分が抑えられているのはポイント高い! |
とりあえず開封。
電子レンジで温めると・・・。
少しやわらかくなった感じ。 |
食べてみると、確かに肉じゃがの味。
味付けとしては、一般のレトルト食品と、ベビーフードとの中間的な味。
塩分が控えめなのがとてもありがたい。
濃い味が好きな方には物足らないかも知れない。
(そういう方はご自身で調整いただきたい)
美味しいけど、ベビーフードを食べたときほどの衝撃は無かった。
私は普段から、塩分を控えているので、薄味が好きな方は
ベビーフードの方が、素材の味そのものを引き出す
調理、原材料なので、おススメ。
私が介護が必要な状態になったときは、
ベビーフードをお願いしようと思いまちゅ ・・・ハッ!!
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