2014年5月1日木曜日

傘とグリップテープ

私は通常の大きさの傘だと、頭ぐらいしか雨を防げない。
そのため、基本的には長さ70cm以上のものを購入している。

この大きさなら、肩まで雨を防ぐことができる。

大体、長さの長い傘は弱いものが多く、強風でひっくり返ると、
まず一回で使えなくなる。

私はイオンで売られている、
耐風骨仕様のメンズ長傘を愛用している。


台風の中、出勤したときも、2度ほどひっくり返ったが
問題なく使えた。

今まで2度もひっくりかえって、使えた傘はこの傘のみ。
(骨の素材や構造が、最初からひっくり返っても
元に戻りやすくつくられている。)

ただ、この傘にも欠点があり、
持ち手の部分に黒いフィルムのようなものが貼られている。

使っていると、それがどんどん剥がれて手を汚してしまう。

で、それをカバーするために考えたのが、これ。


テニスのラケットなんかにつける、グリップテープ。

これはスポーツオーソリティ限定販売らしく、
安い上に、とても巻きやすい。

初めて使ったが、
とても使いやすい。

で、巻き終わった状態はこんな感じ。



ただものならぬ雰囲気。

「みんなと一緒が安心」という方には、受け入れがたいデザインにはなるけど、

「人と違う」ということを「強み」、「(エコロジカル)ニッチ」
と認識している私には、これ以上ない満足感。


単に黒いフィルムが手に付かなくなっただけでなく、

その凄まじいグリップ、見た目から、
・壁に立てかけても倒れない
・手すりにかけても、滑らない。
・持ちやすい。
・握る力がほとんどいらず、強風でも飛ばされない。
・(傘立てに置いてある多数の傘から)自分の傘を2秒以内に発見できる。

などの多くのメリットを得られた。
 
これだけ目立つから、
普通の人からは気持ち悪がられて、盗まれないだろう
と思っていたら、先日盗まれた。

当日は雨がひどかったとはいえ、
多数の傘の中から、あの傘を盗むとは
なかなか度胸がある。

これをもって歩いても恥ずかしいと
思わない人が、私以外にいることに普通に驚いた。


1年近く使ってきて、
そろそろ買い換えようと思っていたところだったので、
別に良いけど、

私の人生で、3度目の底を一緒にすごしてきた、
結構な『マイナスの運気』を受け続けた傘なので、
新しい持ち主は、その不幸に耐えられるかなぁ、と思っている。

(私の不幸まで一緒に持っていってもらえた。
相当辛い時期の不幸がセットなので、正直かわいそう。)


結局まったく同じ傘を買いなおし、グリップも同じものを再購入予定。

やっぱりこの傘は、手放せない。

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