トレーラーハウスについて。
私は散歩や街歩きが好きで、途中面白いものがあれば
寄り道をしてみていくことが多い。
みなとみらいを歩いていたときに、住宅展示場があり、
そこに展示されていたトレーラーハウスには、かなり衝撃を受けた。
(残念ながら、現在はなくなっている。私が見に行ったのは2009年頃。)
キャンピングカーと混同される人が多いけど、トレーラーハウスは、
見た目は普通の家。きちんと屋根もある。
上級グレードになると、幅も広くなり、家にしか見えなくなる。
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写真は成城住宅公園のもの。 みなとみらいはなくなったけど、 こちらには展示されている。 |
移動ができるよう、車輪はついているが、常時移動ではなく、
数年に一回、引越しの歳に、トレーラーに引っ張ってもらうという
くらいのイメージ。
なので、不動産ではなく、「原動機無し」の動産、という不思議なジャンル。
中を見ると、普通に暮らせるようになっている。
きちんとリビングもある。
もちろん寝室もある。(写真は無いけど、風呂、トイレもある。)
そして階段を上ると・・・
ロフトもある。
住宅タイプのほかにも、同じくらいの広さでログハウスタイプや
事務所や、店舗用につかえるテナントタイプなどがある。
移設、設置が簡単で、値段も中古なら300万円~で、買える。
(新品でもログハウスタイプが400万円~、通常タイプでも5~700万円台。)
安いのは、通常の住宅のような
フルオーダー、セミオーダーではなく
車同様、ライン生産だからだと思う。
(製造や、大きさ等が 規格化されている強み。)
日本向けに作成された完成品を輸入してくる
(完成した家をそのまま運んでくる)わけだから、
安い理由もわかる。
(そのかわり、土地にあわせたカスタムは難しい。
拡大や連結は出来ても、縮小ができない。)
構造上地震にも強く、値段がほぼ同じの
プレハブやユニットハウスのような安っぽさがない。
最近、被災地での活用などで、やっと認知されてきたが、
もっと活用されても良いと思う。
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